• テキストサイズ

*空*和也*

第1章 *空*


.


和「~?そんなとこで何してんの?」


.


.


.


いつものようにゲームをしながら


.


ベランダに出てボーっとしてるあたしを見て


.


不思議そうに聞かれた


.


.


.


「ん~雲に夕陽が反射して茜色に染まってね、キレイだなって」


.


和「こないだもそんな事言ってたね、興味あんの?」


.


和くんはあたしに興味ないよね・・・


.


この間は夕陽じゃなくて


.


青い空に浮かぶ雲だよ


.


.


.


淋しいから空を見上げるのか


.


.


空を見上げるから淋しくなるのか


.


.


どっちにしても淋しい事に変わりない


.


.


.


.


夕陽が沈む前に部屋に戻って


.


2人で食べる最後の夕食の支度を始めた


.


.


.


.


「できたよ食べよ」


.


和「あ~ちょっと待ってこいつだけ倒してから・・・先食っといて」


.


「・・・」

.


.
/ 50ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp