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*空*和也*

第1章 *空*


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俺、他には何知らないんだ?


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知らない事が何なのか分からない・・・


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分かるはずねぇな


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言わないんだもん


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結局あいつが何をガマンしてたのか


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聞けずに終わった・・


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ポッカリあいた心の穴は


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いつまでも塞がる事なく


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時間だけが過ぎていく


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このまま終わらしていいの?


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時々そんな思いが頭の中にスルっと入ってくるけど


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あれから1ヶ月以上経った今


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もうどうする事もできない・・


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今日は久しぶりに潤くんと飲みに来てた


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潤「大丈夫?」


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ニッと笑った潤くんを見て


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和「(笑)大丈夫ですよ~」


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笑い返す


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潤「・・・ちゃんも元気になったって」


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和「そ?そりゃ良かった」


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今まで考えてたの名前が出て


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鼓動が早くなったのを隠すように


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ビールをグっと飲んだ

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