• テキストサイズ

【暗殺教室】奪い愛…。

第15章 お風呂の時間


学秀がルームインの食事を頼んでくれて、晩御飯を食べ、私は今、最大のピンチに陥っていた…。



学秀『まぁ、腕を上げろ!』


『はい……』




さかのぼること15分前ーーー。


学秀『先に風呂に入ってこい。

僕はまぁの後に入る。』


『学秀は、ホテルの大風呂に行けばいいじゃん。』

学秀『あまり他人と入浴するのは好かない。』


『じゃ、お言葉に甘えて。』



え〜っと、足と、手首にビニール袋を巻いてと。

浴室に入り、シャワーを持つ。


…………。これ、足はともかく、どうやって髪洗うの?身体洗ったらいいの…?

お医者さんが言ってたから深く考えてなかったけど、手首の怪我、濡れないで済ますなんて無理じゃんか。


あぁ〜、ひなのがいたら洗ってもらえたけどなぁ。

仕方ない。髪は我慢して、身体だけタオルを濡らして拭こう。


タオルを手に取り、結論に至る。

ガラッ………。


タオルを腰に巻き、裸の学秀が入ってくる。


『うわぁぁぁ〜!変態〜!学秀信じらんない!』


真っ赤になりながら、持っていたタオルでカラダを隠す。


学秀『その腕では髪も身体も洗えないだろう。

恥ずかしがることはない。まぁは前だけ向いて座っていろ。

僕は後ろにいるから見えはしない。』



『そうだけど…。やっぱり今からE組に帰して!』


学秀『諦めて座れ!』



『はい…。』


学秀は、細身ではあるが、鍛えているのか、身体は筋肉質で、お腹も割れている。

男の人のカラダだ…。

容姿はもちろんイケメンだ。

恋人同士だったら、この後………。


って私!何考えてるんだ!!


学秀『まぁ、腕を上げろ!』



『はい…。』


学秀は優しくスポンジを使いながら腕、首、背中を洗ってくれる。


スポンジ…慣れないな…。

私は基本、自分の手のひらでカラダを洗うから。
/ 159ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp