第12章 俺は私
【道中】
俺は体力温存の為に、
下を向き黙って歩いている。
村人1
「昨日は…あの男と最後のメイキングラブしたけ?」
陽炎(ちづる)
「 (´⊙ω⊙`)!? 」
( なんつーことを、
傷心しきってる女子に聞くんだよ! )
ちづる
「…内緒です…」
淡々と村長宅に向かってくれと願うけど、
無理なようで…
村人2
「それにしてもよ、
あの男…最後に顔も見せねぇで……
顔が良い男ってのはクソが多いべ!!
はらだづなぁー!」
お喋りが止まらない。
(凄い言われ様だな俺…)
村人3
「そーいや…皆んな聞いたか?
ほらあの神楽殿に"息子"が着いてくるんだとよ。
村長は歳だからって自分がって言っていたらしいが、
なーに考えてんだかな。」
(神楽殿?)
村人4
「ちづる、気を付けな…
こう言っちゃアレだがアイツは狂ってるから…」
(…ほんと良かったちづるの代わりに来て…
それにしても…なんだってちづるにこだわる?)