• 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ

MONSTERA.

第2章 記憶の先に





村長
「さあ、お入り…」







通された部屋はあまり狭くもなく広くもなく、


質素な客間だった。








陽炎
「はい。」









中へ入り、



出された座布団の上に座る。









?
「わざわざ遠くまで…疲れたじゃろ?

私がこの村の村長、篠原寿太郎じゃ。よろしくな。」








(という事は、

あの気味が悪い男は息子ってとこか。)








あの息子はと言うと…



俺が家の中へお邪魔するのと入れ替わりに



奇声をあげながら外へ飛び出していったきり。










陽炎
「いぇいぇ…全然疲れていませんよ。

こちらこそ宜しくお願いします。」










?
「若いからのぉ…体力があるんじゃな。

良き良き…」










(お世辞ですよ?勘違いしないでください)










?
「…して、陽炎くん。

疑うわけじゃないんじゃが…

なんでこんな寂れた村に来たんじゃ?」










(もうその発言が疑ってる証拠ですけどね。

気付いてます?)










陽炎
「田舎に住むのが夢だったんです。

都会は騒々しいので…」









?
「ほぅ、なるほど。

そうかいそうかい……

それなら村としては大歓迎だ。

長く此処に留まってくれそうじゃし。」










陽炎
「………」










村長がそう発言した瞬間、


廊下の奥にいた白装束を着た数人の女達が


一斉にご老人の顔を覗き込んだ。









(ホラー映画そのものだな(´・ω・)こぇーよ。)









それから微妙なお茶を頂き、


長いは無用だと判断して村長宅を後にした。








この時、


俺はまったく気付かなかったけど


恐ろしい計画が水面下で動きだしていた。







/ 261ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp