第7章 ドキドキなLie💙
【彼氏回想シーン】
俺に悲しむ時間なんかなかった…
悲しむより先に彼氏としてあげないといけない事が
残されていたからだ。
それは…
彼女を【大地】に戻してあげることだ。
俺は彼女のバックに入っていた財布から
札を取り出し、急いで彼女を背負った。
※誰かに見つかった時、逃げる為の資金※
彼氏
「早くしねぇーと!!」
俺は玄関の扉を開け外へ出た。
すると……
?
「?」
隣の部屋の冴えない男が丁度廊下にいて目が合った。
(畜生!見つかっちまった!!)
加奈はかなり"ショック"だったのか
"白目"を向いたまま死んでしまったから、
いくらおんぶしていたとしても、
寝てるんですとは誤魔化せない見た目だ。
?
「こ、こんにちわ。」
彼氏
「こんにちわ!いやー、良い天気ですね!
あっ…これ?彼女なんですよー、
冷んやりしていて、山登りには丁度良いんですよ!
それではまた…」
(上手く誤魔化せたか?)
?
「………」
(見られたかもしれねぇ…
アイツも…今夜…殺るか!!)