第6章 壁
呆れながら扉を閉めようとしたら、
"バンッ!!"
隣の部屋の扉が勢いよく開いた。
(このパターンは……)
嫌な予感がした瞬間…
陽炎
「……やっぱりか…」
顔を両手で隠した小林2が、
さも当たり前かのように何も言わず
俺の部屋に飛び込んできた。
(今日も我が家にようこそ〜)
慣れた感じで俺は静かに扉を閉め、
部屋に戻ると……
ちづる
「…ゔぅっ…ゔぅっ……」
何も言わず、
草の前でうずくまって泣いていて…
🧚♀️
「ド…ドウシタノォ〜( ;´Д`人)」
草に励まされていた。
陽炎
「…………」
(小林2…
そいつ、さっきお前のことディスってたぞーー)
陽炎
「はぁ……」
🧚♀️
「ちづるチャン可哀想…ヨシヨシ…
世界中ノ皆ヲ敵二回シテモ、私ダケハ味方ダヨ💕」
陽炎
「草…、ちょっと黙ってろ……」
🧚♀️
「チッ…」
"パタッ…パタッ…パタッ……"
俺は掛け布団を手に取り、
陽炎
「………」
ちづる
「…ゔぅっ……ゔぅっ……」
薄着の小林2の肩にかけた。
今夜は泣きたいだけ泣かせる事にする…
これが小林2の男ではない俺が出来る精一杯だから