第27章 感謝感激Love嵐ーDear.Jー
「っ、く、う…っ」
「は、はぁ…っ、あ、ぁ…」
ゆっくりと突き進んでくる熱さに
息を大きく吐いた
俺…今セックス…して、る…
「じゅ、ん…辛い…?」
ふんわりと…頬に優しく触れてくれる手
ぎゅって閉じていた目を開けると
辛そうに少し歪んだリーダーの顔…
「いや…へ、ぃき…」
本当は平気じゃないけど。
リーダーの泣きそうな顔につい口からでまかせが出た
あなたのそんな顔見たくない、
ただその気持ちから出たでまかせ…
「ほんと…?ゆっくり、行くからね…?」
シーツを握りしめてた手にきゅって優しく指が絡まって
大好きなリーダーの柔らかな笑顔が少しずつ近くなる
「ん、は、ぁう…っ」
「ぅ、あ…じゅん…っ…全部、はいっ、たぁ…」
ぴったりと肌が触れ合って
チュッ…て優しいキスと視線が降ってきて
やけに違和感もない感覚に自然と体の力が抜ける
「じゅん…」
またふわり、といつもの優しい笑顔…
手に絡まった指をぎゅって握り返すと
むちゅ…って唇が重なって
今埋められたものがゆっくりと引かれる
シーツに沈めていた背にぞわぞわ…っと甘い感覚が走っていった