第5章 エプロンは浮気の合図
伊豆くんは私のスカートを腹までめくり上げると、ショーツに手をかけた。
「うん…?」
「ど、どしたの…?」
伊豆くんの手が止まった。
「と、取れない。桃浜」
どうもストッキングを上手く脱がせられないようだ。
「ん〜…破っていいよ」
「いいのか?」
「ストッキングはね。ショーツは破いたら怒るよ。おやつ抜きの刑」
おやつ抜き、と聞いて一瞬ブルッと震えた伊豆くんだけど、すぐに興味深そうにストッキングに手をかけた。
「破いて、いいんだな」
「うん…」
伊豆くんの指に力がこもった。
ピィ、とつんざくような音。続いて、ブチブチッと激しい音がした。
「わあっ…」
「はぁ、桃浜…」
ストッキングは無残な布切れと化した。伊豆くんはショーツの上から、濡れたおまんこに舌を這わせた。
「あっ、あっ…伊豆くん…ショーツ、濡れちゃう…」
「もう濡れてるだろ…こんなに濡らして。おもらししたみたいだ。桃浜は本当にエロいな」
「んん…それ、は、伊豆くんのせいだよぉ…」
「桃浜…しょっぱい、美味しいよ」
じゅっ、と吸い上げた後で、伊豆くんはショーツを下ろした。私の脚を持ち上げ、片足だけ引き抜くと、それ以上は面倒くさかったようで、ショーツはもう片方の脚にひっかけられたままになった。
「ハァハァ…伊豆くん、私の服装…ひどい。なんか、無理やりされてるみたい…」
「ん…。イヤか?」
「ううん…」
顔が紅潮していく。血がドクドク言っているのがわかる。
「興奮するかも」
「桃浜は、本当にエロいな」
伊豆くんはズボンのポケットからコンドームを取り出すと、そそくさと服を脱ぎだした。
最初っからヤる気満々で待ってやがったな、こいつ。