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幸せは君と【文スト】
第10章 現在
──そういえば、1度だけ…
思い出しつつ、嫌な汗がじわりと滲む。
──「昔、北米にいたの」
菜生が流暢な英語を話すことに驚くと、にこりと笑って云っていたのを覚えている。
──北米だって?其所は…
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