第34章 赤の香り
神無
「名前、どうする?」
3日経ってもまだ赤子に名前がついていない。
夜中…、
明かりを消した部屋で、
子供を真ん中に寝かせ、神無くんとお喋りをしている。
美菜
「なんか…私だけで決めて良いのかなぁって…」
神無
「…良いんだよ!あんな奴らのことなんて気にしなくても…
それに、いつまでも名無しの方が可哀想だろ?
仕方ない俺が命名してやる!!
"ノスケ"なんてどうだ?」
美菜
「え!?ノスケ??(;´д`)
ノスケって…なんでノスケなの!?
うちの子…洋風な顔だから純和風って違和感が……」
神無
「神様と千助さんの名前からとってみた(*´ω`*)」
(そ、そういう事か……)
美菜
「なーんか…良い名前も思いつかないし…
ノスケにしようかな…」
神無
「えっ(´⊙ω⊙`)!?マジで!?」