第32章 もしもし
【病院の待合室】
"ザワザワザワ"
私だけ座り、2人は立ち診察の順番を待っていると
待合室にいる女性達がザワザワザワしだした。
(ん?)
どうしたのかな?っと彼女達を見ると…
美菜
「 (・Д・) 」
どうやら、千助さんとノアさんを見てザワザワザワしているようだ。
(そうだ…麻痺していたけど、
この2人…普通にカッコイイから……)
「あの人の旦那さんかしら?」
「そうなんじゃないのかな…いいなぁ〜」
「でも2人ってどういうこと?」
(あっ!(;´д`)
よく考えたら2人って…訳ありすぎだよね!)
私はどんどん恥ずかしくなってきて、
下を向く。
ノア
『ん?どうしたの?💜
具合…悪い??トイレいく??』
ノアくんは私の頬を両手で包み込んでくる。
美菜
「大丈夫…ありがとね…」
千助
「看護師さーん、すいません!
ちょっと妻が具合が悪いみたいなんで、
何処かで横にならせてくれませんか?」
2人は目立たないで欲しいのに、
私の事を想ってか凄く悪目立ちし始めた…