第29章 小さな声
すると…
足元に小さな毛虫が這っていた。
末吉
「なんだよ!このクネクネしたやつぅ!
ちょー可愛い❤️」
美菜
「えっ…Σ(゚д゚lll)可愛い…?」
私には気持ち悪く見えるけど、
彼には素敵に見えるらしい。
🐛
"あっ…どうしよう!目が合っちゃった💦
潰されちゃうかなぁ…潰さないでぇ…"
末吉くんは伏せをし、
毛虫の匂いをふんふん嗅ぎ始めた。
🐛
"うわっ!突風だよぉー!
飛ばされちゃうよぉー💦"
美菜
「末吉くん、さぁ、行こっか(*´∇`*)」
末吉
「いかねぇーよ!!
ポクは…ポクはこの子の親になるんだぁあ!!!」
(反抗期!?)
そういうと末吉は、
その毛虫を頭の上に乗せて
家の中へ入ってしまった。
美菜
「えっ!?末吉くん!!
まっ…待って!!その子、飼うの!?(;´д`)」