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インソムニア.

第28章 赤信号





美菜
「千助さん…」







千助さんは私の事を好いてくれている…

だから…きっと…








千助
「ん?」








包丁を研ぐ手を休め、


千助さんが私の方に振り向く。








美菜
「………」









千助
「ん?どうした??」









"シュルッ…サラッ……"









私は着物の帯を解いた。










千助
「!!」








千助さんは目を丸くし、固まってしまった。


当たり前だ…普通はこんなことしない…


私はきっとどうかしてる…


ううん…どうかしてるんじゃなくて…


生きたい執念がそうさせている。








美菜
「千助さん…私を抱いてくれませんか…?」








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