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インソムニア.
第28章 赤信号
ある日の午後…
誰もいない台所で足を見つめ泣いている…
美菜
「…どうしよぅ…」
足の一部が変色している。
(コックローチさんが言ってた事…
本当だったんだ……)
徐々に腐ってきてるとは言われていたけど、
見た目が全然変わらないから実感がわかなかった…
現実を目の前にすると…とても胸が痛い…
(生きたい…
どんな事をしても構わない……)
もう処女がどうとか…
ステキな旦那さんがどうとか…
もう…気にしていられない。
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