第1章 通称地獄谷
母
「美菜、そろそろお嫁にいかないと!!
誰と結婚したいとか…ちゃんと考えているの?」
美菜
「(;´д`)」
父
「おい、まさかまだ考えてないのか!!?」
まだ食事中だと言うのに、
2人は興奮して箸を乱暴に置き私を睨む。
美菜
「…だって…」
"ガタンッ!!"
私の言葉に腹を立てたのか父がテーブルを強く叩いた。
美菜
「((;´⊙ω⊙`))」
父
「モタモタしてると、
今年の生贄に選ばれてしまうんだぞ!!
今までお前を苦労して育ててきたというのに…
無駄死になんてさせたくないんだよ!」
母
「そうよ!!
ねぇ!美菜!!
本当に良い人…居ないの!?」
私との距離を詰め2人が迫ってくる。