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インソムニア.

第22章 ノアさんの





【千助•ノア小さい頃(人間で言うと10歳前後)】





妖怪小学校からの帰り道…






ノア
「あったまにくる!!!

席替えしたのに…

なんでまた隣の席が"濡れ女"なんだよಠ_ಠ!!

マジありえない!!!」






千助
「…女子が噂してだけど、

昨日の放課後濡れ女がセンコーに頼んでたらしいぜ?」







ノア
「えーっ!なにそれ最悪じゃん!!(;´д`)」







千助
「ノアってさ…確かに顔も良いけど、

"魅惑の眼"のせいだとも思うんだーー。

だってノアの眼を見て話した女子は絶対に告ってくるだろ?」







ノア
「そーかなぁーಠ_ಠ」







千助
「その妖力って母ちゃん似?父ちゃんら似?どっちだっけ?」






ノア
「父さん似!!💜

父さんは凄いんだ!

僕もいつかは父さんみたいに強くなって、

人間の女としあわせに暮らすんだ!!💜」







千助
「人間とーーっ!??」






ノア
「うん!💜

だって父さん…人間の母さんと凄く楽しそうにしてるし、

人間の母さんは、

いっつも僕に優しくしてくれるよ💜」







千助
「ふぅーん…ていうかノア…

本当の母ちゃんは?」









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