第22章 ノアさんの
神無
「俺も"コックローチ先輩"の話を聞いてました…
神様が安易に吸血で美菜を助けるより、
本当に美菜を大切に思ってくれる妖怪に抱かれた方が……
というか…腐る前に俺が美菜を連れて人間界に帰りますけど…
…だから…その…
何が言いたいかって言うと……
誰に助けてもらうのかっていうのは…
美菜に決めさせてやりたいんです。」
神無くんは真っ直ぐ私達の方を見て言う。
ノア
『…あっそಠ_ಠ
じゃあ…神無くん。
君の血を今すぐ吸わせてよ💜』
神無
「えっ!?」
"タッタッタッタッタ…"
"ギュッ"
千助
「 (´⊙口⊙`)!? 」
美菜
「 (´⊙口⊙`)!? 」
ノアくんが神無くんに、
抱きつく。
神無
「ッ…////」