第20章 ぽく
美菜
「千助さん(;´д`)だっ、大丈夫ですか!?」
私も千助さんの元に駆け寄った。
"バフッ"
すると、千助さんは私を抱きしめた。
千助
「行くな!帰るな!!」
美菜
「千助さん…ごめんなさい。
私…目的だったお見合いが駄目になってしまったから…
もう此処にいる意味が無いの。」
千助
「それなら、家で暮らせば良いじゃないか!!
心に決めた相手が見つかるまで…俺でも構わないが!
……居れば良いじゃないか!!
お前を必要としてる奴らがいるんだよ!!
ノアはお前になんかひでぇこと言われたってイライラして
山の神相手に喧嘩ふっかけて、今ボロボロになって寝込んでるし…
神無なんて庭の川に飛び込んで、
カッパよ!俺の尻子玉を抜けって叫びながら自殺未遂までしたんだぜ?」
美菜
「…尚更、帰りたくないんですけど…(´・ω・`)」
千助
「そんなこと言うなって…な?
九尾に目をつけられたくらいの良い女を
そうそう手放したくないんだよ…」
美菜
「…なんかそれって…複雑な感情が私の胸に……」
千助
「気にするな!そんな感情!!
そーだ、3人の中から誰か1人決められないなら、
3人でお前を娶ってやっても良いんだぞ!!
ご飯も4人…出掛けるのも4人…風呂も4人……夜のいとな」
美菜
「嫌です!(#;´д`#)
なっ、何言ってるんですか!!もうっ!!
し、仕方ないですね…そんなに千助さんが引き止めてくれるなら…
わたしワガママですよ?良いんですか?」
千助
「えっ!?か、構わないぜ!!
どんなプレーでも喜んで!!!」
美菜
「ちがっ!!(#`・口・´#)もうっ!!
どこまでも変態ですね!!千助さんは!!!」
千助
「ど、どこまでも変態!??」