第19章 初夜
支度を済ませ、
誰にも鉢合わせないルートをトメさんに案内してもらいながら
ようやく九尾さんのお部屋に到着した。
トメ
「この先はトメは行けません…
奥様、お一人で…」
美菜
「…はぃ」
"スッーーッ"
九尾さんのお部屋の戸が開く
九尾
「来たか美菜。
さぁ、こっちにおいで。」
美菜
「…はぃ…」
戸は閉められ私は中へ…
九尾
「ネズ魔から話す事をやめろと言われたんだろ?
そんなの気にすることない。
俺はお前の話し方…声…全て好きだよ。」
美菜
「(´⊙ω⊙`)!!」
九尾
「さあ、おいで…」
美菜
「は、はい…」
私は、戸惑いながら九尾さんの前に座った。
九尾
「お前は美しい…」
美菜
「そんなこと…」
"パフッ…"
私は九尾さんに布団に押し倒された。
美菜
「狐歌さま…」
九尾
「ほぅ…名前で呼んでくれるのか?」
美菜
「…えぇ…」
(おっ…大人の世界:(;゙゚'ω゚'):こ、怖い…)
少しはだけた長襦袢の隙間から少しだけ露わになった
私の色白の胸の膨らみが、
四隅に置かれた蝋燭の光に照らされいつもより妖艶にみえる。
(はっ、恥ずかしい!隠したい…)