• テキストサイズ

インソムニア.

第19章 初夜





支度を済ませ、


誰にも鉢合わせないルートをトメさんに案内してもらいながら


ようやく九尾さんのお部屋に到着した。






トメ
「この先はトメは行けません…

奥様、お一人で…」





美菜
「…はぃ」








"スッーーッ"








九尾さんのお部屋の戸が開く








九尾
「来たか美菜。

さぁ、こっちにおいで。」








美菜
「…はぃ…」








戸は閉められ私は中へ…







九尾
「ネズ魔から話す事をやめろと言われたんだろ?

そんなの気にすることない。

俺はお前の話し方…声…全て好きだよ。」







美菜
「(´⊙ω⊙`)!!」







九尾
「さあ、おいで…」







美菜
「は、はい…」








私は、戸惑いながら九尾さんの前に座った。









九尾
「お前は美しい…」







美菜
「そんなこと…」








"パフッ…"








私は九尾さんに布団に押し倒された。








美菜
「狐歌さま…」







九尾
「ほぅ…名前で呼んでくれるのか?」








美菜
「…えぇ…」








(おっ…大人の世界:(;゙゚'ω゚'):こ、怖い…)









少しはだけた長襦袢の隙間から少しだけ露わになった

私の色白の胸の膨らみが、

四隅に置かれた蝋燭の光に照らされいつもより妖艶にみえる。






(はっ、恥ずかしい!隠したい…)







/ 859ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp