第17章 お見合い①
随分歩いてようやくお見合い会場に到着したのは、
正午前だった。
美菜
「つ、疲れた…(;´д`)」
そこは綺麗な旅館のような場所だった。
?
「 こんにちは。」
中へ入らず立っていると…
銀色のロン毛で黒い着物を着た男の人に話しかけられた。
美菜
「こんにちは(*´ω`*)」
昨晩から一人ぼっちで寂しかったから、
純粋に誰かと話せて嬉しい自分がいる。
?
「中へ入らないの?」
美菜
「いぇ…今から……」
?
「僕も今から入るつもりなんだけど、
1人じゃ入り辛くてね、どうかな?一緒に入らないかい?」
美菜
「はぃ(*´ω`*)ぜひ…」