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インソムニア.
第15章 逃避行
そしてコソコソタイムが終わり暫くすると…
神無
「美菜ーッ!神さまーーッ!!」
神無君が鳥居の向こう側から走ってきた。
ノア
『チッ…』
美菜
「神無くん!!」
神無くんは、どうやら無事に刻印を押されたらしい。
神無
「思ったより、簡単に押して貰えた。ほら…」
神無くんは右腕を私達に見せる。
ノア
『…ふーんಠ_ಠ』
美菜
「でも、よく押してもらえたね。」
神無
「それがさ…」
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