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インソムニア.

第15章 逃避行





神無
「返せよ…返せ……」




神無くん、

憔悴しているようで私が側にいるのに気付かず

床に顔を伏せたままだ。





(神無くん…)





私はしゃがみ、神無くんの肩にそっと触れた。





神無
「かえ………ん?」






神無くんは、やっと気づいてくれたのか、

顔をゆっくりあげる。







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