第14章 お見合い前日
私は混乱したまま外へ出ると…
ノアくんが立って待っていてくれた。
ノア
『おかえり〜💜』
美菜
「ただいま…」
(私を助けてくれたうえに、
お金を出した男の人が気になる…
外の奴に聞けば分かるって言ってたよね?
それって、ノアくんだよね?)
ノア
『ん?どうしたの?💜
そんな難しい顔してぇ〜💜』
美菜
「…ッ、ノアくん!!
あのっ!私の前に呉服屋さんから出てきた男の人知ってる?
金髪で赤目で…ちょっとだけノアくんより年上で…」
私は真剣に話しを聞いてもらいたくて、ノアくんに詰め寄る。
ノア
『なっ、なに!?今日は…積極的…だね💜』
美菜
「誤魔化さないでください!」
ノア
『……』
美菜
「…(`・ω・´)…」
ノア
『………ちょっと…良い?』
するとノアくんは、
私にしゃがみ込んで"コソコソ話し"をしようと持ちかけてきた。
美菜
「はっ、はい(;´д`)」
2人で道端にしゃがみ込み、
コソコソ話しをはじめる。