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インソムニア.

第14章 お見合い前日





険悪な雰囲気の店に、

着物を着た男性が入ってきた。






(たっ…たすかった……)







女将
「…すみません…つい怒りが込み上げて…」







男性の一言で冷静になったのか、

落ち着きを取り戻す女将さん。







「さて、君は何をご所望かな?」






男性が女将さんから私にむきなおる。








美菜
「…お見合いの為の着物を……」








「それなら沢山、オススメの物がございますよ!」








女将さんの表情が明るくなる。








「見合い?…そうか…今年もそんな季節か…」







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