第14章 お見合い前日
本当は今日、
青鬼さんから貰った金棒を元手に
明日のお見合い用の着物を
買いに行く予定だった…
千助
「駄目だ!」
美菜
「(;´д`)」
でも千助さんがそれを許してくれなくて、
さっきから怒られている。
千助
「美菜は分からないかも知れないが、
ノアや俺のように人間に害のない妖怪ばかりじゃないんだ!
とくに…見合いに来る奴は、
人間を抱いてみたいっていう下心しかない妖怪ばっかりなんだよ!
行ったって美菜が傷つくだけだから!」
美菜
「…でも…
お見合いをする為に妖界に来たので…(;´д`)」←小声で
千助
「美菜!」
美菜
「ご、ごめんなさい(;´д`)」
千助
「今日は家から出さないから。」