第12章 ヤドカリ
美菜
「 !? 」
ノア
「とーいう事だから💜
美菜ちゃんは今日から優秀な子孫製造機だねっ💜」
逢いたかったノア君がいつの間にか目の前に立っていた
(子孫製造機……)
千助
「おっー、仕事終わったか!」
ノア
「そっ💜
俺、残業しない主義だから直帰してきたさ💜」
"ポスッ…"
ノアくんはそう言うと私の首に手を回し…
深い意味はないだろうけど、くっついてきた。
美菜
「 ッ……////// 」
千助
「こらこら、甘えるな!!甘えるな!!」
美菜
「あはははっ…(;´д`)」
ノア
「んん?💜
美菜ちゃん、この硬いのなぁ〜に?💜」
千助
「ん?」
ノアくんが後ろから抱きついた格好のまま、
私が胸に抱いていた金棒をイヤらしい手つきで撫でている。
美菜
「あっ…これは、
ここに来る途中で遭った青鬼さんから頂いたんです。
服を買う足しにって…」
ノア
「へぇ〜、よくこんな貴重な鬼の金棒貰えたねぇ〜💜
もしかして青鬼くんの金棒を…
お口に咥えて奉仕してあげたからじゃない?💜」
ノアくんは赤面する私の顔を楽しそうに眺めてくる。
美菜
「 (#´⊙口⊙`#)ちがっ…」
千助
「こらっ!絡むな!」
千助さんはノアくんを私から剥ぎ取ってくれた。
ノア
『あーあ💜リアル抱き枕から離された…ಠ_ಠ』
(わたし、リアル抱き枕!?(;´д`) )
千助
「美菜は疲れてるんだから休ませてあげないと( ˘ω˘ )」
(千助さん優しいなぁ…)