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インソムニア.

第12章 ヤドカリ





でも…これからどうしたら良いか分からず、


ただ立ち尽くしていると





千助
「美菜!!」






(この声は………千助さんだ!)







私は左右を忙しく振り返って千助さんの姿を捜す。







"ポンッ"









美菜
「 (´⊙ω⊙`)!! 」







急に肩を叩かれた。







千助
「ふふっ…さっきからずっと後ろにいたんだ。」








(え?さっきから後ろ?)








私は驚いて後ろに振り向くと、







千助
「 (^∇^)/ 」






千助さんがニコニコしながら立っていた。







美菜
「昨日ぶりですね!」







さっきまで不安だった心が楽になっていく…







千助
「ほんと良かったよ!!

いろいろ…大変だったんじゃない?」






美菜
「はぃ…、いろいろ…(;´д`)

でも奇跡が起きたり…意外な友達が出来たりして、

すごく良い経験が出来ました。」








千助
「奇跡?」








美菜
「はい、…なんて言うか…失ったはずのものが目を覚ましたらもどってたり…」








千助さんは、


それを聞くと気まずそうに笑った。








千助
「あははっ…そっか……」








(ん?(・ω・`))







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