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インソムニア.
第10章 果て
美菜
「青鬼さん…」
青鬼
「なんだ…」
美菜
「泣かないで…」
私は青鬼さんの頬を濡らしている涙を手で拭き取ってあげる
青鬼
「…お前……」
美菜
「本当に辛かったら…
赤鬼さんと距離を置いたほうが良いんじゃ…
このまま…無理をしていたら…
青鬼さんがもっと傷つく…と思います……」
青鬼
「…俺も…お前みたいに連れが居なくても…
1人でやっていけると思うか?」
美菜
「青鬼さんなら大丈夫…」
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