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インソムニア.
第10章 果て
末吉
「ある…ない…ある…ない…ある……ない…ある!!
ほら!やっぱり俺の金玉はちゃんと2つあるっ!」
末吉は、
彼岸花畑で花占いに興じていた。
末吉
「よっ…よし!もっかいみとこ…
きっと…あるに決まってる!!」
(どれどれ…)
末吉は背中を近くの木に預け四つ足を全てクパッと広げ…
首を伸ばして股を確認する。
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