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インソムニア.
第7章 組み込まれた本能
"ポフッ…ポフッ…"
いろいろ頭で考えていると、
誰かが私の胸に何度も軽くタッチしてきた。
(ん?)
直ぐに自分の胸元を見ると…
私の胸に抱かれている末吉くんが
※震えながら小刻みに頭を横に振っている。
まるで…何かを察して、
"これだけは…これだけは勘弁して欲しい"
と…でも言いたそうに(※)を繰り返している。
↑
想像でしかないけれど…
(……でもさすがに2個は可哀想かなぁ……)
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