第5章 張り詰めた縁
(なかなか…厳しいなぁ…(;´д`) )
私は足元に視線をおとし、
自分の素足を眺めながら、
もしお見合いに参加出来なかった時の事を考えて、憂鬱になったいる。
(私には…もう帰れる場所が無い…)
つまり、私は…
お見合いに参加できなければ…サバイバル生活になる。
美菜
「はぁ……」
大きなため息を1つ零す…
参加者の女性B
「うわっ……首筋に生暖かい息が!!!」
美菜
「(´⊙ω⊙`;)」
ため息が前に並んでいた女性に迷惑をかけてしまったようだ。
参加者女性B
「なんなのよ!気持ち悪いわね!!
それに……あなた…その格好…
なんか不気味だし薄汚いわね…
お願いだから近寄らないでくれない?」
美菜
「(・Д・)」
Bさんは汚いものを見るような目で私を見ながら、
私に傷つく言葉を吐き捨てた。
美菜
「(;´д`)」
私の服は入院服なうえに、
土で汚れていて、おっしゃる通り薄汚いけれど…
美菜
「ごめんなさい…」
やっぱりショックだ。
彼女を見ると綺麗な花柄のワンピースを着ていた。
(素敵だなぁ…)
私は謝ると、
皆んなの列から少し離れた場所にある
小さな岩の上に腰をかけ、
自分の番が来るのを待つ事にした。