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インソムニア.

第4章 還るところは





ノア
『ハッキリ言うけど、

美菜ちゃんがその"丸ハゲ"刑事に電話したところで、

メガネが殺したって証拠をどう説明するわけ?

メガネが言ったから…とか?馬鹿らしっ…

というか…これは数分の電話で解決できること?』






美菜
「……」







ノア
『妖界に一度踏み入れたら二度と帰って来れないんだから、

こっちで今しかできない事をするべきじゃないかい?』







(え!?戻れないの??)








ノア
『言っとくけどこれホントだから』








ノアくんは、

今にも私を吸い込んでしまいそうな瞳で見つめてくる。







美菜
「………」








(…今しか出来ない事……)







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