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インソムニア.

第3章 忘却とコーヒー





篠原
「いやぁ…良かったよ。」






美菜
「?」






篠原
「僕の用事が一気に済みそうだから。」







美菜
「用事ですか?」







篠原
「そうだよ。

ほんとどうなるかなって心配してたんだけど、

こんなに直ぐ見つかるなんて思っても居なかったからさ。」






美菜
「え?」






そう言うと拓巳さんは、

片手をハンドルから離し私の膝の上に置いてきた。








美菜
「?」








篠原
「実は最近、

ある村の娘の"屍"が無くなったという事件が起きたんだ。」







美菜
「屍?」






篠原
「そう…。両手首と両足首を縛っていたはずなのに無くなったんだよ。」







(両手首と…両足首?)







美菜
「不思議ですね…」







篠原
「ほんとだね…

どうやって逃げれたか聞いてみたいものだな

佐藤美菜さん……」





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