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私、先生に愛されてます【R18】

第7章 復習の時間


「ここで諦める?彼女をもうすぐ僕のものに…!」


「なるわけないでしょ!」

と珍しく大きな声で言う遥


「わ、私は…!先生が好きなの!」


「…そんな。君は僕にここで笑顔に話してたじゃないか…!どうしてこんな男!僕だってこいつに負けないルックスがあるし、財力だってあるだろ?」

「そんな…そんな権力ばかりで威張る人は嫌い!私は、気遣いができて、どんな時でも隣でずっと見守ってくれる人がいいの!…それが先生だから!」

目に涙を浮かべ遥が必死に言う


「…っ!僕は君が好きなんだ…よ。」

「もう!やめなさいよ!」

と比嘉 が叫ぶ

「もう無理なのよ…見たでしょ?さっきここでキスしたのを…好きじゃなきゃこんなの出来るわけないわよ……」


「東堂、俺は遥を真剣に愛してる。こいつは命に変えてでも守るべき人なんだ。そんな俺の大切な人を傷つけないでくれないか?」


「…っ」


「ごめんなさい…私は、東堂くんはとても優しくて素敵な人だと思う。でも私とは合わないと思うの…私、こんなお金持ちの世界なにも分からないし、それにクラスの子と話してわかった。高価なものを見せあったりする事も、みんなの流行りについて行くことも出来ないって、その中に入ってもきっと私はなにも話せないと思う。無理に合わせたくないの…私は私だから。それを理解してくれるのは先生だから…」


その言葉を聞き涙する東堂


「…君がそんなことを思ってたとは知らなかった。辛い思いをさせて申し訳ない。君のことを好きなら、こうすべきじゃ無かったね…でも、友達からまた始めてほしいんだ。」


「もちろん。生徒会もあるわけだし、お願いします。」


こうして2人は和解をした


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