• テキストサイズ

テニスの王子様【短編集裏なし】

第12章 【柳狂愛】いつから


結菜SIDE―…

愛が歪んでしまったのは蓮二だけではないのかもしれない…

好きなんだと呟いた蓮二の表情はどこか切な気で…

「学校、止めるよ。」

その表情に心をゆらす私の愛も歪んでしまったのかもしれない…

「だけど、首輪と鎖は外して…?蓮二と、外を歩きたいの…」

ほら、ね?
外に行きたい理由は蓮二。

蓮二の全てが私なら、
私の全ては蓮二なの。

「…いいだろう。ただし、一人の外出は禁止する。」

「ん。」

蓮二、愛してる。
だから、蓮二の言う通りにするよ。











あぁ、愛しい―…











私の全て―…

蓮二、
私、
蓮二になら縛られてもいいよ…

だって、

大好きだから…























歪んだ愛は戻らない。
ねぇ、蓮二…
私たち…
どこで、いつから間違えてしまったんだろうね…?

end

→Next あとがき
/ 91ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp