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黒い薔薇(ごちゃ混ぜ短編集
第7章 今宵の月に【太宰治】
詩乃side
『だ、太宰さんもうだめっ!』
ベッドの上で愛し合う二人
治「一緒にイこうか、っ!」
『や、イっちゃ、あ、あぁあ!』
二人で達した後
仰向けに寝転ぶと
窓から大きな満月が見えた
『太宰さん、月綺麗』
治「そうだね、でも詩乃の方が
私には綺麗に見える」
もう一回、と耳元で囁かれる
照明を消した部屋で
月明かりに照らされた
貴方は飢えた獣のよう
the end
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