第6章 ココロポカポカ【木兎光太郎】
木兎side
それから何年かたって
俺らは結婚して同棲し始めた
木「詩乃~!ただいまぁぁあ!」
『お帰り光太郎』
キッチンでご飯を作る詩乃に
後ろからキスをする
『い、まはだめ!』
木「あとならいーのかー?」
顔を赤くしてキッとこちらを睨んでくる
『腰痛くなる』
そう呟いてご飯作りを再開する詩乃
木「明日休みだよ?そろそろ子供ほしーな俺」
『ばか!あっち行っててー!』
そういいながらも
そのあと上機嫌でご飯をつくる詩乃を見て
1人でにやにやしていた
木「男より詩乃に似てる女の子がいいよな男だと詩乃取られるし...」
詩乃に聞こえないように呟いたつもりだったか
詩乃に聞こえているとは知るよしもない木兎であった