第4章 今日は特別【黒尾鉄朗】
部長はそういって出ていった
『鉄朗助けてくれてありがと』
黒「べーつに?ここんとこ帰り遅いし部長下心丸見えだから言っただけ、あと詩乃が触られてんのとか見てて不愉快だし」
後半何を言っているかわからず
呆けていると
黒「あれ?知らなかった俺さ昔から詩乃のこと好きなんだけど?」
そんなの初耳だけど?
黒「一緒の会社で同じ部署だよ?詩乃のこと見放題だしまぁ唯一の不服と言えば俺と詩乃の関係性の所に幼馴染みが抜けてたぐらいかな」
そういってヘラっと笑う鉄朗
それからというもの1ヶ月に1度は告白してくる鉄朗
俺の気持ちは変わってないとか
まだ俺を好きになれない?とか
そんなこんなで色々あって私と鉄朗は2年後の
鉄朗の誕生日に付き合い始めた
その時の告白は
"誕生日にいい夢見させてよ詩乃"