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【S】Moebius Ring~目覚めたら執事!?~

第20章 epilogue



大「ったく…。使えねーしちじだなっ」
松「言えてねーよ(笑)」
二「ねー櫻井ー。この人悪口言ってるからさー。服たたまなくていいよー」
櫻「左様ですか。わかりました。ではこのまま放置させていただきます」
大「!?」
相「ん。ねえ櫻井、これ何て読むの?」
櫻「どれでしょうか。…失礼ながら、雅紀ぼっちゃま」
相「うん?」
松「お。出るのか?これはもしかしてっ♪」
二「出るね、これは」
相「へ?」
櫻「雅紀ぼっちゃまは…アホでございますね」





相「へっ?」
櫻「この程度の漢字も読めないようでは…巷の中学生もビックリでございますな」
松「出た~♪」
二「最高ですね」
相「ちょっ…。いいから教えてよ!」


ん~…ノッてきたな、俺。このままひとりずつ潰してくかな~…。

執事じゃなくて家庭教師の方がのっかってきちゃってるかな?(笑)


大「ったく。ヒデー執事だな」
相「うん…。ちょっと傷ついた…」


優雅にコーヒー飲みつつ、楽屋のテレビを占領してゲームしてる不届きな輩、発見。


ブツンッ


二「アッ!ちょ…何すんのいきなり!?」
櫻「公共の場ですので、和也ぼっちゃま。個人的なゲームでテレビを占有するのはいかがなものかと…」
二「だからって…いきなりコード抜く!?」
松「あっはっはっは!やるね~執事!」
大「やりすぎだろ!」
相「そーだよ!さすがにヒドイよ、翔ちゃん!!」

“翔ちゃん”って。

何いつもみたいな呼び方してんだ雅紀ぼっちゃまは。今は執事・櫻井だろ?ったく。ユルい設定の夢だな(笑)。

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