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砂漠の月

第1章 砂漠の月00~70


25

「よォ、兄ちゃん達、ナイスバディな美人連れて羨ましいなァ」
「は?」

美人?女性は私とかすがくらいなのだけど。
突然やって来た一般ピーポーに私は誰おま状態。
元就が「面倒な」と私の手を引き彼等から離してくれるの良いけど。

何人かが私を見てたのか、元就の着ているパーカーを掴むのと同時に海の方で月子ちゃんの悲鳴が聞こえて
一斉に海を見る、こいつらの仲間?

「どうせ夜にはそこの姉ちゃん達回すんだろ?餓鬼はお兄さんに女を寄越してとっとと失せな」
「下品な男ぞ、頭も随分弱いと見える」
「んだと手前ェ!!なっ…」

流石合気道有段者な元就。派手な音立てずにひっくり返して間接技掛けてる。
それが合図となったのか佐助達も一斉にチャラ男達をはっ倒し、全員伸びた所で黒羽が別荘の中から出て来て駆けて来た。

「皆さん無事の様ですね」
「黒羽の旦那、月子ちゃんが海に落とされたみたいだよ!」
「向こうは元親達が抑えております、市、怪我は?」
「変な事言われただけ、平気」
「変な事?」

元就が黒羽に先程言われた事をそのまま口パクで伝えていくと…
ひ、ひいいいいい!!黒羽の顔が!目が怖いよおおお!!

「ほう?市にそんなふしだらな言葉を?」

ゲシっと、言った張本人を足蹴にして。
地味に闇の婆娑羅使って体力吸ってる吸ってる。

お母さんが切れたら私達も真っ青で。怒らせたらいけない人だよね保護者達。

「市、大丈夫だったか?」
「月子ちゃん、晴久、大丈夫だった?」
「は、はい」

月子ちゃんの顔色良し、怖い思いをしたせいか若干震えてるけどOK

「日も暮れて来たし、バーベキューの用意するからゆっくりしてて」
「はい」

月子ちゃんは晴久に任せ、予め用意してたお肉を出して。あ、野菜も。
小十郎さんと佐助にも手伝って貰ったので、何とか時間通りに焼けたどん!

「おいしい、こういうの初めてです」
「良かったな」
「月子ちゃん、お代わりまだあるからねー」
「政宗様!!肉ばかりでなく野菜も食べられよ!!」

伊達のお父さんが政宗叱ってるけど。
野菜また食べてないのか政宗

「市姉ちゃん、おらの米美味いだか?」
「うん、美味しいね」

伊達家のエンジェルも可愛くてお姉さん満足です。
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