第3章 モヤモヤのち晴れ模様
和也「なに、相葉君…」
雅紀「あっ、ごめん。」
俺は手を離した。
雅紀「ちょっとイライラしただけ。ごめんね。」
楽屋に入ると他のみんなはトイレに行っているのかいなかった。
雅紀「今日、和の家に行っていい?」
和也「いいけど…」
帰りの支度をして後から来たメンバーに挨拶をして俺たちは家に向かった。
ドアを開けて閉まった瞬間、俺は和を抱きしめた。
和也「相葉君…?」
雅紀「やっと触れた…」
俺は堪らず唇を重ねる。
和也「ん…っ…!」
壁際に抑えるかたちで俺は深く重ねて、
和也「んんっ…」
和の吐息を感じながら舌を絡ませた。
和也「あい…ば…く…ん…」
和の目から涙が流れて、でも俺のキスに応えてくれた。
和也「はぁ…っ…」
雅紀「和…」
唇が離れてお互いの息が乱れている。
和也「どうしたの…?急に…」
雅紀「我慢出来なくなった。和が後輩と楽しそうにしてるとモヤモヤするしさっきのだって…」
和也「バーカ。」
和がコツンとおでこをあてた。