第1章 事の発端
紬)ふぁぁ、校長の話長かった。
柚)おつ、めっちゃ長かったね、
紬)せやね、
この子は柚、小学校からの親友だ
先生)早速だけど皆にはくじ引きをしてもらうね
全)はい?
先生)この学校は見ての通り女子が少ないの、だから女子だけのクラスがあるんだけどね、
このクラスで1人だけ、特別なクラスへ行ってもらうことになっているの、
柚)あの、特別なクラスって?
先生)とにかくイケメンが多いわ、でも、凄く辛い日々が続くわ、
紬)辛い…日々?
先生)とにかく!ひいて!
柚)はぁ、よかったァ、当たんなかった、紬は?
紬)ゆ、柚ぅ……どうしよう。。(泣)
柚)え、!まさか、
先生)小鳥遊さん、当たってしまったのね、辛いだろうけど頑張ってね、そこであったことを他のクラスに言ったらダメよ、その代わり私には沢山愚痴っていいから…!
紬)……は、はい……
その言葉が、私を不安にさせる。