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《R18》イケメン革命 裏夢小説 ”ゆるゆるり”

第5章 【R18】寂しさの行方(カイル×アリス)





「……いつ、帰ってくるんだっけ」


自室のカレンダーを眺めて、私はため息を吐く。


赤の軍の7にして、クレイドル1の 医者であるとの呼び声の高い、カイル=アッシュ。

医者としての評価は高いものの、実際のところは、毎日のように酒を呑み、飽きもせずに二日酔いになり続けている上、軍に所属しながらも、医者に拳は必要ないと言い、挙句の果てに"赤の軍最弱"だなんて2つ名を付けられるような男である。


が、そんな彼は私の恋人である。


こんなことを言ったら惚気だと思われるのだろうが、そんな彼の全てをひっくるめて私は彼のことが好きだ。
愛してる、だなんて、そんな言葉は恥ずかしくて言えたことはないけれど、できればずっと一緒にいたいと願うくらいには彼を好きだ。


さて冒頭に戻るが、そんな私の恋人が今、年に一度の各国の医者が集まる大きな会合に呼ばれて、出張に出ている。それも1週間という少し長いものである。


彼が出発してから6日が経った。つまり、明日彼は帰って来る。
でも、祈れば時間が早く進むなんてことはあるわけがなくて、寂しい気持ちを紛らわせるように、医務室からこっそりと持ち出した彼の予備の白衣を身にまとった。




染み込んだ消毒液の匂いと、微かな石けんの香り、
それから…ほろ苦いライムの香り。
予備の白衣とは言え、微かに染み込んでいたその匂いを肺いっぱいに吸い込む。


「…何か、余計寂しくなっちゃったなあ…」


大好きな恋人の匂いに包まれて、気が付くと、私の手は胸に伸びていた。



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