第91章 宿痾と化すアイジョウ
上から、櫻葉、天然、山です。
S×A
「翔ちゃん、お帰り」
「は?え、てか、何でいんの?」
「え、付き合ってんだしイイじゃん」
「いや、何で、お前がオレの家の鍵を持ってるワケ?」
「合いカギ作っただけだよ?オレ、いたら役立つじゃん」
「ちょっと待てよ……お前、今日は帰れ」
「ヤダ!折角、夕飯作って待ってたのに。食べてよ」
「信じらんねぇ…………何で、こんな」
強襲同居型/あなたの傍にいさせてよ型
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O×A
「おーちゃんが悪いんだからね」
「ぇ、どしたの」
「オレがいるのに。どうして、こんな写真を撮られてんの」
「あ、それ……ただの共演者だよ?分かるでしょ」
「嘘つき!オレいるじゃん!!いらなくなった!?」
「違うって。そんな訳ない。落ち着いてよ、お願い」
「許さない。捨てるとか許さないよ。じゃーね、フフ」
「相葉ちゃん、待ってよ!話、聞けよ……頼むから」
「んー…おーちゃんの大事なモノ、壊してあげるね?」
表裏一体型/可愛さ余って憎さ百倍型
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O×S
「あれ、開かない……?」
「今日から、智くんは、ずっとココにいるんだよ」
「はぁ?俺、仕事あんだけど」
「うん、そうだね」
「翔くんもだろ。何してんだよ、ふざけんな」
「歌も踊りもね、好きなの。みんなに見せちゃ、勿体ない」
「なに、いってんの」
「ずーっと、あなたの才能を、オレだけの為に見せて」
フェチ型/あなたの体が目的よ型
Sさんは、肉体よりも”才能”に固執するのではないかと。