第4章 動き出した扉、そして時。
そんなことを話していると・・・
「美咲ちゃん、話そうよ~。」
と男子が話しかけてきた。
って、ナンパ的な話しかただな!?
「ダメ!美咲は私の!」
私は美咲に抱きつき、男子を見る。
男子は何故か顔が赤くなっている。
そして、どこかに行ってしまった。
「ふはっ、」
笑い声が聞こえたからみたから振り返ると祐也がいた。
「祐也?」
「あのさ、それ無意識?」
「ふへ?」
「上目使い・・・。それしたら、みんなを殺してしまうよ?」
「殺す?」
「手越くんだっけ?この子に言っても天然だから分かんないよ。」
と美咲が言った。