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キスミー2
第4章 動き出した扉、そして時。
「転校生くんさ、何でいつも外見てるの?」
私はそう聞いた。
「北山さんから話しかけてくれた~、うれし~。
でもさ、転校生くんっていうのやめてくれない?」
「こっちの質問に答えて!」
「やめてくれたらいいよ?」
笑顔でそう言ってきた。
「手越くん・・・。答えて?」
「う~ん?やっぱり、祐也って呼んで?」
「祐也・・・。」
「はい、よくできました~。
じゃ、俺はあっちに行ってくるね~」
ちっ、逃げられた・・・。
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