第10章 第10話
あれから数ヵ月、季節は冬になり今日はクリスマスイブだった
翔ちゃんが亡くなって…ショウに出会って二度目のクリスマス…
俺はショウに贈るクリスマスプレゼントとケーキを持ってマンションに帰って来た
雅「ショウただいまー」
ショウ「雅紀お帰りなさい!」
母ちゃんが気を遣って、今日はショウを休みにしてくれたから、ショウはご馳走を作ってくれていた
雅「お!凄いご馳走だな」
ショウ「うん!僕頑張ったもん」
ショウに促されテーブルに座り、二人でご馳走を食べた
雅「ふわーっ…お腹いっぱいだー…」
ショウ「まだケーキがあるんでしょ?食べれるの?」
雅「大丈夫、甘いものは別腹だから…っと」
俺は置いていた袋を取りだし
雅「はいショウ。クリスマスプレゼント」
ショウ「…え?」
ショウは目を丸くして驚いていた