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Hit the floor

第6章 戻った日常











「でさ、上司がヤイヤイうるさくて」









あれから。


私はまだ彼と一緒にいて。









あんな姿を目撃したのに
「妹だよ」と言う彼のそれを信じて
昔と変わらない関係を続けていた。





彼のあまりにも変わらない態度に
やっぱりあの子は妹だったんだ、
と安心したかったけれど。





今の私には
それすらどうでもいいことで。






あの、智さんとの夜は
夢だったんじゃないかって。




あの日以来、
姿を見せない彼のことばかりが

気になっていた。











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