第3章 アースランド
「国王陛下はいるんだっけ?」
「いるにはいる」
「ナツぅぅぅぅ!!」
声がした方へ振り向くとハッピーが飛んでいた
「ハッピー!!無事だったのか!!」
ナツは笑顔でハッピーを抱きしめた
「ハッピーはクリスタルにはなってなかったの?」
「おいらは気づいたらこの世界にいたんだ!」
「やっぱり相棒のハッピーがいなくちゃな!」
ナツはそういって笑った
「国王陛下はこの国の魔力を制限するつもりだ」
「制限?」
「前は魔法も市場にいけば売られていた…だが今は販売禁止になっている。魔法を買うには闇市場にいかないといけないんだ。国王陛下だけの魔力にしようとしてる…私達から魔法が完全に奪うわけではないが8割は国王陛下に制限されてしまう…」